科目名: □テンペラ表現特殊研究
担当者: 紀井 利臣
対象学年 | クラス | [001] | |
講義室 | 開講学期 | ||
曜日・時限 | 単位区分 | ||
授業形態 | 単位数 |
準備事項 | |
備考 |
講義の目的・ねらい(講義概要) | 西欧絵画技法の源流である黄金テンペラ技法を知るとともに、その延長線上での平面性の問題を認識する。また、歴史的技法と新しい技法との融合等を試行し、現代の境界なき美術の世界における自己の表現を広げる。 |
講義内容・演習方法(講義企画) | イタリアルネサンス以前に存在し、現代に復活した黄金テンペラ技法。その技法を通して作品を制作する。具体的には、シエナ派やフェラーラ派、フィレンツェ派等当時の作品の再現過程の研究、または、現代の自己の作品としての制作である。その場合、平面や立体に限定せず、柔軟に感性を発揮する方向で基底材を作り、その上に膠と石膏を施し、金箔を置く。そして、現代ではアヴァンギャルドな方法とも取れる金磨きを試み、あわせて彩色を施す。 |
評価方法・評価基準 | 1.出席率 2.作品の完成度 3.眼から精神を通し、手によって表現するシステムの理解度 4.素材や技法に対する認識度 |
履修の条件(受講上の注意) | 高度な技法に対応するため、自立的な出席が必要となる。また、制作する内容を決めておく必要がある。 |
教科書 | 配布 |
参考文献 | 配布 |
特記事項(その他) | なし |

